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塗装ができない屋根を解説!
2024年04月20日(土)
塗装できない屋根はあるのか?という疑問について解説していきます!
福島市・二本松市・伊達市・伊達郡の皆様、こんにちは!
外壁塗装・屋根塗装専門店プロタイムズ福島店(郡山塗装)です。
目次
はじめに
そろそろうちの屋根も塗装の時期かなぁ~なんて考えていたのに、『塗装できない屋根』だと聞いた…「塗装できない屋根の種類なんてあるの?」「なんで塗装できないの?」と納得できない方もいらっしゃると思います。
しかし、実際問題住宅の中には『塗装できない屋根』が多く存在します。
そのほとんどは、2000年前後に製造されたノンアスベストの製品です。
ノンアスベストについて解説
まずは、ノンアスベストと言ってもどんな製品を指すのか解説していきます!
アスベストとは石綿のことで、そのアスベストの細かい繊維質を屋根材の形状に加工しているのがスレートです。アスベストが含まれた建材はとても耐久性が高いことから、以前は多くの建物に使われていました。しかし、健康被害が報告されるようになり2004年からはアスベストを含む屋根材は製造されなくなりました。
このアスベストを含まない屋根のことをノンアスベストと言います。
しかし、このノンアスベストの屋根ですが、アスベストを抜いた結果、強度が弱くなってしまい、切り替え当初の製品は特に脆くなってしまいました。
その結果、この屋根を10年~15年後に塗装しようと思って、業者に屋根を点検してもらうと、とても劣化が進行してしまっているのです…。
ですので、塗装できないというよりは、塗装しても強度を維持できないほど傷みやすい弱い素材のため塗装をする意味がないのです。
また、ノンアスベストの屋根に関わらず、劣化が進行しすぎると本来は塗装できた屋根でも塗装できなくなってしまいます。
よくある劣化を4つご紹介
次に、ノンアスベストの屋根によくある劣化症状を4つご紹介してきます!
①ひび割れ
まずは、ひび割れです。
染み込んだ雨水が凍結し、爆裂することで瓦が割れてきている状態です。
②欠損
次に、欠損です。
ひどい場合は、写真のように大きな範囲で欠損してしまいます。
③塗膜の剥がれ
次に、塗膜の剥がれです。
屋根表面の塗膜が広範囲で剥がれてしまうと、素地がむき出しになります。防水性が機能していないため、屋根材自体の劣化に繋がります。
④層状剥離
次に、層間剝離です。
屋根自体がミルフィーユ状に剥離を起こしている状態です。再度塗装をしてもミルフィーユ状に剥離を起こすため、塗装することが出来ない屋根材です。
以上の劣化が進行してひどい状態だと塗装することはできません。
屋根は自分では確認できない箇所ですので、心配な場合は専門家に点検をお願いしましょう!
2.塗装をおすすめしない屋根をご紹介
- ニチハ/パミール
- クボタ株式会社(現ケイミュー株式会社)/コロニアルNEO
- 松下電工(現:ケイミュー)/レサス
- 久保田松下電工(現:ケイミュー)/グリシェイドNEO
- 久保田松下電工/エコシンプル
- セキスイルーフテック(現:積水屋根システム株式会社)/セキスイ瓦U
- クボタ株式会社/ザルフグラッサ
- クボタ/アーバニー
- 大建工業/ナチュール
- クボタ株式会社/セイバリーNEO
以上10種類の屋根をメンテナンスする際は、注意が必要になります。
しかし、知識が少ない塗装屋さんだと、塗装をご提案してしまうこともあるそうです、、、
塗装は決して安い工事ではありません。意味のない工事でお金が無駄になってしまわないように業者選びにも注意が必要です。屋根の建材は、お家を建てたときの図面に書かれていることが多いので、ぜひご自身でご覧になってみてください。
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3.塗装以外のメンテナンス方法
次に、塗装以外のメンテナンス方法をご紹介いたします!
塗装ができない屋根のメンテナンス方法は『カバー工法(重ね葺き)』がおすすめです。
屋根カバー工法とは、簡単にご説明すると現状の屋根材の上から新しい屋根をかぶせてカバーする工法のことです。
※既存の屋根の上にルーフィングと呼ばれる防水紙を貼り、その上から軽い金属の屋根を張ります。
【メリット】
・塗装は約10~15年ほどで塗り替えのタイミングになりますが、カバー工法は約30年以上もつと言われております。
・解体工事がほぼ不要
→既存の屋根の解体や処分する手間がかからないので、葺き替えよりもコストを安くできる上、廃材も少ないエコな工法です。
▼屋根カバーの施工事例はこちらをご覧ください▼
▼その他の施工事例はこちらから
https://protimes-fukushima.com/case/
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4.まとめ
塗装できないカラーベストについて、ご参考になりましたでしょうか?
まずは、自分のお家の屋根はノンアスベスではないか確認してみてください!
まずはお気軽にお問い合わせください♪
ブログ執筆者
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