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外壁塗装の塗料の種類・選び方を解説【2024年版】

2024年01月23日(火)

2024年最新版　外壁塗装の塗料の種類を徹底解説

福島市・二本松市・伊達市・伊達郡の塗装屋

外壁塗装・屋根塗装専門店プロタイムズ福島店(郡山塗装)です。

今回のブログを執筆させていただく　お客様サポート係・カラーアドバイザーの　三浦　です！

お家の塗り替えをお考えの際にぶつかる問題「塗料選び」

「外壁塗料っていろいろな種類があるらしいけど何を基準に選べばいいの？」

とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

本ブログではそんな皆様の悩みを解決するべく、外壁塗料の種類、それぞれのメリット・デメリット、価格等についてわかりやすく解説いたします。

外壁塗装の塗料の種類

まずは外壁塗装の塗料の種類から整理していきましょう。

外壁塗料は一般的に、無機塗料、フッ素塗料、シリコン塗料、ウレタン塗料、アクリル塗料の大きく5つに分かれます。

そして、各塗料の耐久年数と価格の関係はこのグラフのようになります。

やはり、耐久年数と比例し価格も上がっていくようです。

それでは各塗料について、もう少し詳しく見ていきましょう。

無機塗料

ガラスや鉱物などの無機物を主成分としている塗料なので、耐久年数が一番長く、とても強い塗料です。

紫外線によって劣化する樹脂成分がほとんど含まれないので、耐候性に優れ、色あせや変色が起こりにくいのが特徴です。

鉱物が主成分のため、燃えにくく、苔も発生しにくいという点がメリットです。

しかし塗膜がとても固いため、ひび割れのしやすいモルタル外壁には向かないので注意が必要となります。

【こんな場合におすすめ】

通気性や日当たりが悪く、外壁のカビや苔に悩んでいる。
外壁の塗装工事の回数を減らしたい。

フッ素塗料

塗料の主成分が合成樹脂で、その樹脂にフッ素が含まれている塗料です。

耐久性がとても高く、商業施設などの大型施設で多く採用されています。

耐候性の他にも防水性、防汚性等さまざまな点で優れており、親水性があるので汚れが落ちやすいことも特徴です。

しかしコストが高く、塗膜が固いため割れやすいものが多いので注意が必要です。

【こんな場合におすすめ】

高価なので、傷みやすい屋根だけフッ素にしたい。
外壁の塗装工事の回数を減らしたい。

シリコン塗料

シリコン系やアクリルシリコン系の合成樹脂が主成分の塗料です。

耐久性とコストパフォーマンスのバランスがよく、今では最も多く使用されています。

種類も豊富で選択肢が多いのが特徴です。

しかし中には耐久年数が低いものもあり、建物を守るには不十分な場合もあるのが注意点です。

【こんな場合におすすめ】

費用効果が高い商品を選びたい。
実績のある塗料を使いたい。
カラーバリエーションを楽しみたい。

ウレタン塗料

ウレタン系樹脂を主成分とした塗料です。

密着性や柔軟性に優れており、コンクリートやモルタルなどのひび割れしやすい外壁におすすめです。

価格も安く、塗装費用をなるべく安く抑えることが出来ます。

しかし、耐久性はシリコン塗料に劣り、昨今では外壁・屋根の塗装に用いられることは少なくなりました。

【こんな場合におすすめ】

費用を抑えたいが、できれば10年くらい足場をかけたくない。
塗膜の剥がれが気になる。

アクリル塗料

アクリル樹脂を主成分とする塗料です。

費用が安く、扱いやすいのが特徴です。

しかし、耐用年数が最短の種類になり、耐久性に弱みがありますので、外壁の塗り替えで使われることはほとんどありません。

【こんな場合におすすめ】

費用を抑えたい。
そう長くは住まない予定。
家のイメージを気軽に変えたい。

塗料を選ぶ際の注意点

もうお分かりの方もいらっしゃるかと思いますが、「費用を抑えたいから安い塗料を選ぼう」という選び方はおすすめできません。

まずは、ご自宅のお悩みを解決してくれるような機能をもった塗料・ご自宅の外壁材に合った塗料を基準に選びましょう。

また、安い塗料は耐久年数も低いため、高い塗料に比べ、生涯の塗り替え回数が多くなってしまいます。それにより、最終的なコスパが悪くなってしまうことも。

今後のライフプランや塗り替え回数を視野に入れ、外壁塗料を選ぶことが賢い塗料選びの第一歩です。

最低でも耐久年数10年以上の塗料が賢明と言えるでしょう。