屋根・外壁塗装に火災保険は使えるのか？という疑問について解説していきます！

 

福島市・二本松市・伊達市・伊達郡の皆様、こんにちは！

外壁塗装・屋根塗装専門店プロタイムズ福島店(郡山塗装)です。

 

 

 

はじめに

屋根・外壁塗装を検討している際に、「火災保険を申請すれば無料でできます！」と勧められたご経験はありませんか？

「屋根・外壁塗装をするのに火災保険？」と不思議に思われる方もいらっしゃいますよね。

結論から申し上げますと保険の適用条件がクリアできれば保険金で外壁塗装の塗り替えを行うことは可能です。

しかし、保険が適用になるのはかなり限られたケースだけになります。

 

この記事では、“屋根・外壁塗装に火災保険は使えるのか”“火災保険の適用条件・注意点”等を弊社の過去の施工実績から詳しく解説させていただきます！

 

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2.火災保険の種類・適用条件

まず最初に、ご自身が加入している火災保険の種類と契約を確認してください。

火災保険には火災のほかに、「自然災害」でも保険が適用になるケースがあります。

一戸建てやアパート、マンションなどの居住のみを目的としている住宅建物で加入できる火災保険は以下の4つです。

 

2-1.住宅火災保険

まずは、最も一般的な火災保険で戸建住宅向け火災保険の基本的なタイプです。

▼適用条件早見表▼

例えば、台風時の飛来物や落雷で外壁が損傷した場合には、適用される可能性があります。

しかし、水害や水漏れによる損害は保険が適用されないので注意が必要です。

【適用外】洪水・高潮・集中豪雨などによる自然災害

 

2-2.住宅総合保険

火災保険は使えるのか住宅火災よりも補償範囲が広く、総合的な補償を受けられます。

「住宅火災保険」と「住宅総合保険」は、同じと勘違いされている方も多いかと思いますが、補償される範囲で異なる部分があります。

▼適用条件早見表▼

例えば、自転車が壁に突っ込んできて外壁に破損が発生した場合や、暴動・騒擾での破損、泥棒の侵入による壁の破損なども適用される可能性があります。

住宅火災保険とは違い、水害での損害も含まれます。人の過失による水漏れ事故でも補償を受けることが可能です。

 

2-3.オールリスク保険

住宅総合保険よりもさらに補償範囲が広い火災保険です。

保証会社によって補償内容は異なりますが、実際の損害額が補償される場合もあります。

 

2-4.特約火災保険

住宅ローンで家を購入した場合に加入義務がある火災保険であり、補償範囲は狭いものとなります。

 

 

 

3.火災保険申請のポイント

経年や老朽での劣化は適用されないとお話ししました。

しかし、自然災害による被害かどうかは、どのようにしたら損害保険会社に認めてもらえるのでしょうか。

次に、具体的な申請の手順と、知っていきたいポイントをご紹介します。

 

3-1.火災保険申請の手順

 

3-2.知っておきたいポイント

【ポイント1：保険適用の有無は損害鑑定人が判断する】

まずは、保険適用の有無を判断するために、劣化の状況を調査する必要があります。

保険会社から鑑定人が派遣され、ご自宅の被害状況の確認と補償額の決定をします。

しかし、ここで申請が却下されることもあるので注意してください。

 

もらえる火災保険金の額は、ご自身が契約している火災保険によって異なります。

火災保険は大まかに分けると「フランチャイズ方式」と「エクセス方式」の2つがあり、どちらを契約しているのかによって、免責金額と支払われる保険金が変わってきます。

 

フランチャイズ方式

 

エクセス方式

火災保険での外壁塗装を検討する場合は、事前にご自身の免責金額を確認しておきましょう。

 

【ポイント2：損害箇所の写真は忘れずに撮る】

次に、損害箇所の写真は忘れずに撮ることがポイントです。

災害による損害箇所は、そのまま写真に撮って残しておくことが重要です。

例えば、ご自身で損害箇所を補修した後だと状況の判断がつきにくいので、保険がおりない可能性もあります。

もし、被害にあった場合は所有しているカメラで十分ですので写真は忘れずに撮りましょう。

 

【ポイント3：手続きは被保険者が行う】

次に、手続きは被保険者が行うことがポイントです。

火災保険の申請代行は契約違反になります。

例えば、火災保険の申請代行を申し出る業者などがいた場合は、注意が必要です。

申請は、被保険者(契約者)が行うという決まりがあります。

 

4.詐欺にご注意

次に、保険金を餌に工事契約を迫る業者には、必ず注意してください。

この手の業者は、「火災保険を使えば、無料で必ず修理できます。」と断言して近づいてきます。

前述した通り、保険の適用条件がクリアできれば外壁塗装の塗り替えを行うことは可能です。

しかし、保険が適用になるのはプラン次第です。

お客様が契約しているプランを何も知らない第三者が「火災保険が絶対に使えます」「自己負担がゼロで済みます」などと断言することはおかしなことなのです。

絶対に保険金が使えますと言われても信用せずに、まずはご自身で加入している保険会社に問い合わせて確認してください。

 

▼いい業者の見つけ方はこちらから▼

【福島市】評判の悪い塗装業者の見分け方

 

5.まとめ

今回は、屋根・外壁塗装に火災保険は活用できるのか解説させていただきました。

まずは、ご自身が契約している保険会社に問い合わせて種類と契約内容を確認してみてください。

塗装をお考えの方は、ぜひプロタイムズ福島店にお気軽にご相談くださいね♪

 

 

 

 

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