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外壁塗装の劣化「塩害」とは?
2023年06月25日(日)
外壁塗装の劣化「塩害」をご存知でしょうか?
今回は、弊社の過去の実績から塩害について解説いたします!
福島市・二本松市・伊達市・伊達郡の皆様、こんにちは!
外壁塗装・屋根塗装専門店プロタイムズ福島店(郡山塗装)です。
1.はじめに
海沿いに住んでいる方なら、『塩害(えんがい)』はよく聞く言葉だと思います。
海の近くに住んでいない方には、初めて聞くという方が多いかもしれません。
今回は、外壁塗装の劣化「塩害」について以下で説明していきます。
②Q.塩害とは
海水による塩分が含まれる、水や風、空気によって外壁に塩分が付着してしまい、鉄部がすぐに錆びてしまったり、外壁塗装が剥がれやすくなったりする害のことを言います。
建物に限った害ではなく機械類や農作物に被害が出ると言われています。
塩害は、すぐには症状として現れないのが特徴です。
例えば、塩水を金属などにかけても、すぐに錆びたりはせずにじわじわと年月をかけて錆ていきますよね。
それと同じで、時間の経過とともにじわじわと被害として現れます。
なので放置したままにすると、どんどん劣化してしまい、気づかないうちにお家の寿命を短くしてしまうことになりかねません。
2.塩害がもたらす被害
①塗装の劣化
先述にお話した通り、外壁に塩分が付着することによって、外壁塗装が剥がれやすくなったりします。
塩害に強くない外壁塗装を使用している場合、通常よりもさらに塗装の寿命は短くなってしまいます。
建物を守る役割を果たしている外壁塗装が劣化してしまうと、建物自体を腐食させてしまうことになりかねません。
②金属の錆
こちらも先述にお話した通り、塩分が付着すると、鉄部はすぐに錆びてしまいます。
錆びは進行すると、最終的に穴が開いてしまいます。
その開いた穴から雨水などが入ると、さらに建物自体の劣化のスピードは早くなります。
③コンクリート外壁の腐食
コンクリートは吸水性が高い建材なので、塩分も吸収してしまう性質を持っています。
内部には鉄筋がありますので、塩分を吸い込むと鉄筋が錆びてしまう場合があります。
また、コンクリートの中で錆びた鉄筋が膨張し、コンクリート自体にひび割れを引き起こすこともあります。
このような理由から、コンクリートを使用した外壁は海が近い場所ではおすすめはしません。
3.塩害対策
それでは実際に、塩害が起こらないように前もってできる対策ついてご紹介いたします。
①外壁の掃除をする
外壁塗装の劣化「塩害」の症状が出る前に自分でこまめに掃除をすれば、塩害を抑えることができます。
外壁についた塩分を洗い流してしまえば、サビが発生する可能性は低くなります。
掃除方法は、スポンジやブラシなどで水洗いする程度で構いません。
高圧洗浄機での掃除は塗装を傷めてしまうので、あまりおすすめはしません。
②塩害に強い塗料で塗装をする
海沿いの地域では、通常よりも外壁塗装の劣化が、少なくとも2~3年は早く進むと言われています。
最近の外壁塗装には、ウレタンやシリコン、フッ素塗料が多く使用されますが、その中でも「シリコン、フッ素系塗料、無機塗料」が外壁塗装の劣化「塩害」に強い塗料と言われています。
▼「塗料の種類とメリット・デメリット」についてはこちらのブログから
また塗装をする際には、域性を熟知した地域密着型の優良店に依頼することをおすすめします。
塩害対策に詳しくない地域の業者に依頼すると、対策をしっかりしないまま塗装を行ってしまう場合もあります。
周辺地域で塩害被害があるのなら、塩害の事にも詳しく、昔からの塩害対策の施工や修理などの実績も多いはずです。これまでに培った経験から、塩害を考慮した外壁塗装の提案をしてくれます。
▼「外壁塗装の費用相場」はこちらのブログから
【すでにサビや腐食ある場合】
錆びなどがすでに広がってしまって、これから修理や塗装を行う場合は、下処理をきちんとしなければなりません。
下処理が甘いと、取り切れてない錆びから腐食が拡大してしまいます。修理や塗装前には、錆びなどはしっかり取り除くことが重要です。
4.まとめ
外壁塗装の劣化『塩害』についてお分かりいただけましたか?
これを機に一度自分のお家に塩害がないか確かめてみてください!
専門家にお家を見てもらうこともおすすめです♪
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