福島市・二本松市・伊達市・伊達郡の皆様、こんにちは！

外壁塗装・屋根塗装専門店プロタイムズ福島店(郡山塗装)です。

今回のブログを執筆させていただく外装劣化診断士の　長瀬　です！

本日は破風板について執筆させて頂きます。

皆さん破風板ってご存知でしょうか？

なかなか聞きなれない言葉だと思います。

私も恥ずかしながらこの業界に入るまで知らない言葉でした。

破風板とは屋根の屋根の妻側に山形に付けられた板です。一方で、雨樋を取り付ける軒先部分の板を鼻隠しと言います。

破風板は何となく付いており、存在自体を気にされた事がない方も多くいらっしゃると思います。ですが建物にとって重要な役割があります。

住宅における破風板の役割は3つあります。

まずは1つ目は防風、防水の役割を果たしております。

破風板は屋根裏への雨水や風の侵入を防止しています。

屋根は上から吹き付ける雨や風に対しては強い耐久性能を持ってますが、下や横方向から吹き込む風に対しては脆いのが特徴です。

そのため、破風板は下や横方向から雨水が吹き込むのを防ぎ、屋根の内部に雨水や風が侵入するのを侵入するのを防止する役割があります。

次は防火性です。

破風板は屋根の防火性も向上さています。

屋根は防火対策がされていないため、破風板が無いと火災時に火の手が回りやすくなります。

住宅火災は下から上に延焼しますが、窓から炎が上がった場合、すぐに軒先に延焼し、屋根裏まで到達します。

このように破風板は火災時に屋根に火の手がうつる事を防止する役割があります。

3つ目が雨樋の下地となっている事です。

破風板は防風・防水、防火対策が本来の役割ですが、雨樋を設置する為の下地としても利用されています。

雨樋の支持金具を破風板に打ち付けて、その上に雨樋を設置します。

このように雨樋の支持金具を打ち付ける下地として利用されています。

破風板には木や窯業系サイディング、金属が主流として使用されています。

どの材料も屋根や外壁と同時に塗装によるメンテナンスが必要な建材です。

特に一昔前に多く使用されていた木材は性質上こまめに塗装しなくては雨水などを吸い、腐食してしまうので注意が必要です。

また塗料も専用の下塗り材を使用したうえで塗装を行わなければ、早いうちに塗装が剝がれてきてしまいます。

木材を使用した破風板は塗装でメンテナンスすることも可能ですが、耐水性に優れ、錆が発生しにくい金属であるガルバリウム鋼板を上から被せる方法もお勧めです。

腐食してしまう心配が無くなり、今後のメンテナンスの頻度も抑えられます。

こちらのお家は実際に木の破風板の上にガルバリウム鋼板をかぶせて施工したお家です。

もちろん塗装するよりも費用はかかってしまうのですがお客様のご予算と劣化の状況に応じて最適なご提案をさせて頂きます。

点検・お見積りは無料で承っておりますので、是非お気軽にお問い合わせください。

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