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【福島市】費用や時期はどれくらい??スレート屋根のメンテナンス方法を解説!(長谷川)
2023年06月09日(金)
福島市・二本松市・伊達市・伊達郡の皆様、こんにちは!
外壁塗装・屋根塗装専門店プロタイムズ福島店(郡山塗装)です。
皆さん、自分のご自宅の屋根が何で出来ているか確認したことはありますでしょうか?
今から10~20年ほど前に建てられたおうちにはスレート瓦が多く使用されており、近年ちょうどメンテナンスが必要になる時期に差し掛かっています。
今回は状態保持のために塗装が必須となるスレート屋根のメンテナンス方法を解説いたします!
目次
(1)スレート屋根って何?
- スレート屋根の基本知識
- アスベスト(石綿)について
(2)メンテナンス方法
- 塗装工事によるメンテナンス
- 重ね葺き(カバー工法)工事によるメンテナンス
- 葺き替え工事によるメンテナンス
(3)まとめ
(1)スレート屋根って何?
スレート屋根(別名:カラーベスト、コロニアル)とは、昭和後期~平成の間に日本で広く普及した屋根瓦です。
セメントと繊維が主原料であり、軽量で住宅への負担が少なく、色が豊富、また施工のしやすさが特徴的な建材です。
しかしその反面、防水性が低く、塗装を必要としない和瓦や、耐久性が高いガルバリウム(金属)鋼板と違い10年目安で塗装によるメンテナンスが必要となります。
スレート瓦は当初、耐久性を持たせるためにアスベストが含まれていましたが、健康被害に関与することから法律が改定され、2004年~2006年に使用が全面禁止になりました(アスベストを含む建材自体は飛散性が少ないため、塗装によるメンテナンスを行う際安全性に問題はありません)。
2004年以降の10年弱、急遽代替品としてアスベストを含まないノンアスベスト瓦が普及されるようになりましたが、アスベストの強度に勝る原料が見つからず、もろく割れやすい瓦が広く使われるようになりました。
そのもろさから、塗装を行うと瓦が割れる可能性が大きいため、一般的に塗装によるメンテナンスは行われません。
そのため、ノンアスベストの瓦が普及した期間に新築住宅を建てた方は、屋根の種類と状態を塗装業者に注意深く検査してもらう必要があります。
アスベストの取り扱いに関して、詳しく知りたい方は国土交通省のホームページを参考にしてみてください↓↓
https://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-council/asbestos/2pdf/s1-1.pdf
(2)スレート屋根のメンテナンス方法
スレート屋根のメンテナンス方法は主に3種類あります。
メンテナンス方法は屋根の状態や工事の予算によって変わるため、施工業者とよく相談して決めるようにしましょう。
①塗装工事によるメンテナンス
定期的に屋根を塗装し、防水性や遮熱性を持たせることでおうちを長持ちさせることができます。
スレート瓦自体の耐久年数はおよそ20年~30年といわれていますが、この年数は塗装によるメンテナンスを行うことで保持されます。
屋根塗装では、まず高圧水洗浄で屋根の汚れを洗い流し、塗装を下塗り→中塗り→上塗りの3工程で行います(屋根が塗料を吸い込みやすくなってしまっている場合、下塗りを2回行う場合もあります)。
また、塗装を行う前に、瓦の割れなど劣化がないかを確認し、下地の処理をしっかり行ってから塗装を行うようにしましょう。
30坪程度、屋根100㎡の費用:30万円~(足場代など別途費用がかかります)
②重ね葺き(カバー工法)工事によるメンテナンス
重ね葺き(カバー)工事とは、既存の屋根の上に防水シートを敷き、その上に新しく屋根を被せる工事です。
重ね葺き工事は、先ほど説明したノンアスベストの瓦や、劣化が著しく進行し、塗装では補えなくなってしまった屋根に施工されることが多いです。
重ね葺き工事には、既存の屋根を撤去する必要がないため解体や廃材の撤去費用を抑えられる、また屋根を二重にすることで耐久性や防水性を高められるというメリットがありますが、上から新しい屋根を乗せることで重量が増して建物に負荷がかかり、耐震性を低めるというデメリットもあります。
重ね葺き工事は建物が屋根の追加の重量に耐えられることが前提のため、負荷に耐えられない場合は既存の屋根を撤去する葺き替え工事を行うようにしましょう。
切妻屋根80㎡の費用:80万円~(足場代別途、屋根の形状・屋根材により価格変動いたします)
②葺き替え工事によるメンテナンス
葺き替え工事とは、既存の屋根を撤去し新しく屋根を設置する工事であり、重ね葺き工事と同様劣化が激しい屋根に施工されます。
屋根本体を交換するため、屋根の機能を甦らせられるほか、重ね葺き工事とは違い屋根の重みによる負荷がかからないため建物の耐震性を保持することができます。
その反面、葺き替え工事は取り外したした屋根の廃材撤去費がかかるため費用がかさむ(100万円以上かかる可能性が高い)、屋根の脱着を行う分工事の期間が長引くなどのデメリットもあります。
塗装でのメンテナンスが行えず、重ね葺きと葺き替え工事のどちらかを選択する場合、予算と性能をよく吟味したうえで決めるようにしましょう。
切妻屋根80㎡の費用:90万円~(足場代別途、屋根の形状・屋根材により価格変動いたします)
(3)まとめ
スレート屋根のメンテナンス方法は、
①既存の屋根の耐久性を高める塗装工事
②既存の屋根に新しく屋根を被せる重ね葺き工事(カバー工法)
③既存の屋根を新しいものに交換する葺き替え工事
の3つです。
屋根の劣化状況や、工事の予算によって行える工事が変化するため、自分の建物に合った施工を行うようにしましょう!
プロタイムズ福島店ではスレート屋根のメンテナンスに関する施工事例をアップしておりますので、ぜひ参考にしてみてください♪
屋根塗装の施工事例↓
屋根重ね葺き工事の施工事例↓
屋根葺き替え事の施工事例↓
郡山塗装 プロタイムズ福島店は激安価格での提供はできませんが、大切な住まいを守る為、
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郡山塗装は外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。
創業から90年以上、福島市・郡山市・いわき市地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。
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