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【福島市】ALC外壁ってご存知でしたか?(長瀬)
2023年02月02日(木)
福島市・二本松市・伊達市・伊達郡の皆様、こんにちは!
外壁塗装・屋根塗装専門店プロタイムズ福島店(郡山塗装)です。
前回までのブログで窯業系サイディングボード、モルタル外壁、金属サイディングと外壁に使われる建材の種類と特徴をご紹介しましたが今回も引き続き外壁の一つであるALCについて解説したいと思います。
皆さんはALCという外壁材をご存知でしたか?
ALC外壁とは「軽量気泡コンクリート」とも呼ばれるコンクリートの1種です。
コンクリートと聞くと硬くて重いというイメージを持つ方もいるかもしれませんが、ALCは内部に気泡の穴が空いており、水に浸すと浮くほど軽量な素材です。一般的には通常のコンクリートの約1/4の重量となっています。
また、この気泡に含まれた空気が層をつくり、熱の伝わりを抑制し、夏の暑さや冬の寒さから室内を一定の温度に保つ断熱効果が期待できます。
ALCは耐久性も高いため、建築物の構造材料として戸建住宅から高層ビルまで、外壁、屋根、床用などさまざまな用途で使用されています。
まずはALC外壁の長所をまとめてみました。
①高耐久
定期的なメンテナンスを行えば50年は外壁貼替といった大規模な工事は不要!
②断熱性が高く夏涼しく、冬暖かい
ALCは内部に無数の気泡を含んでおり、この気泡が空気の層を作っています。
空気の層が外部からの熱を断つことで高断熱を実現しています。
③耐火性に優れている
主原料が無機質であるセメントやケイ石などであるため、炎や熱を受けたとしても燃えにくく有害物質が発生しません。
以上がALCの優れている点です。
建材としてとても丈夫でまた快適に過ごせ、とても優れた建材ですが短所もあります。
まずALC最大の弱点は水の侵入が天敵である事です。
塗装による防水性が失われると、染み込んだ雨水が外壁の内部にまで浸入して芯の鉄筋を腐らせてしまいます。
この鉄筋は無数の気泡を有するALCの強度を補強するためのものなので、錆びが発生すると外壁自体の耐久性が低下してしまいます。
ALCの塗装のメンテナンス周期は約10年です。
その家に長く住むためにも、前回の塗装から10年を経過する場合は業者に外壁の状態を診てもらうのが良いでしょう。
また、ALC外壁で注意しなければならないのが、外壁同士の「継ぎ目」の目地があるという点です。
目地にはコーキングが注入してあるため、サイディングなどと同様にその箇所も補修する必要があります。
サイディングよりもボードの幅がせまいので、目地の数が多くなります。
建物は四季の温度変化や地震などの外的要因によって常に動いており、その動きを吸収する役割を果たしているのが目地なので、外壁の塗装メンテナンスと一緒にしっかりとコーキングのメンテナンスをしてあげましょう。
この目地のメンテナンスを怠ってしまうと天敵である水の侵入を許してしまいます。
ご自宅の外壁に気になる点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
郡山塗装は外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。
創業から90年以上、福島市・郡山市・いわき市地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。
地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。
これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。
■郡山塗装ではお客様の声から生まれた塗装メニューがあります!
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