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【福島市】これからの季節、ベランダ防水の劣化に注意(長瀬)
2022年10月27日(木)
福島市、伊達郡、二本松市の皆様、こんにちは!
さて今回は、冬場に劣化が進みやすい「防水」の記事です。
ベランダ床に、分かりやすくパックリと、ひび割れが発生しています。
まず考えられることは、地震の衝撃でひびが入ってしまったことです。
この建物は築10年、経年劣化によりここまで大きくひびが入ることは考えにくいです。
地震によりひびが入り、そこに雨水などの水分が入ってしまいます。
水分が冬の寒い時期などに凍り、膨張したことで、ひびが徐々に大きくなっていきます。
FRP防水(Fiber Reinforced Plastics)、繊維強化プラスチックともいい、ガラス繊維などを織り込んで防水層を作り、
表面に保護仕上材(トップコート)を塗布します。
トップコートのみのひび割れですと雨漏りを起こす可能性は低いですが、
ひびが成長してしまい、防水層まで達すると、雨漏りに直結します。
幸いこちらのお宅では、ひびは防水層の途中であり、ギリギリ漏水は起きていない状態でした。
軽微なひび割れであれば、保護仕上材の再塗装で十分にメンテナンス可能ですが、
防水層まで傷んでいる場合は劣化した防水層を撤去し、再度防水層を作り直さなければいけません。
漏水が起きている場合は、さらにその下地の板の取替からと、大掛かりになってしまいます。
この写真はトップコートが剥がれ、防水層が露出しているものです。
防水層は力には強靭ですが紫外線に弱く、トップコートが必須です。
雪が降るとベランダに長く残ってしまう冬の季節が、一番防水の劣化が進みます。
無理やり雪かきをして、床を傷つけてしまう事も十分に考えらえます。
ベランダは手摺の笠木の部分など、雨漏りが非常に多い部分なので、一冬ごとに観察して、
雨漏りで悩むことのないようにしていただきたいです。
郡山塗装は外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。
創業から90年以上、郡山市・いわき市・福島市地域密着で多くの信頼と実績を
積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。
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