福島市・二本松市・伊達市・伊達郡の皆様、こんにちは！

外壁塗装・屋根塗装専門店プロタイムズ福島店(郡山塗装)です。

今回のブログを執筆させていただく棚辺です！

最近、暑かったり寒かったりと温度が安定しない日が続いていますよね(‘Д’)

なかなか布団や服などの衣替えができずにいます…(笑)

温度の変化が大きいと、体調を崩しやすくなりますよね。

皆様も体調には気を付けてお過ごしください！！

さて今回のブログは、『モルタル外壁』についてお話ししたいと思います(^^)/

皆様は、自分の住んでいるお家の建材の名前を知っていますか？

分からない方がほとんどだと思います。

普段住んでても、外壁は何の建材で出来ているんだろう？と疑問に思うことってないですよね(‘ω’)

⇩今回、ご紹介するモルタル外壁という建材はこんな外壁です⇩

この写真を見て、あ！自分のお家の外壁だ！と思った方はいらっしゃいますか？

この建材について、詳しく話していきたいと思います！

【説明】

モルタル外壁とはセメントと砂を1：3の割合で水と練り混ぜた材料を左官工事にて仕上げた外壁になります。左官工事で仕上げるため、様々な模様で仕上げることができ、外壁に様々な表情をもたせることできます。

【欠点】

素材自体の防水性は無く、塗装によって防水性を保っているため塗装が欠かせない建材になります。この塗装の防水性が切れてくると徐々に水分を吸収し、ひび割れが発生してしまいます。モルタル外壁は外壁材の中では最も重く、雨水が染み込むと建物に何ｔもの負荷がかかることにもなりますので、耐震性の問題からもひび割れが発生し始めましたら、早急にメンテナンスを行う必要があります。

【劣化症状】

①チョーキング現象

上の写真のように、手に粉がつくことをチョーキング現象といいます。

塗料に含まれている樹脂と顔料が分離し、塗装が劣化している状態です。防水性が低下しているサインになります。

②水掛試験

霧吹きに入っている水を、雨水に見立てて外壁に吹きかけます。

吹きかけた水がじわじわと吸い込まれている状態だと、塗装による防水性は失われかけている状態だと言えます。

③ひび割れ

塗装の防水性が切れ、雨水を吸い込んだことによりモルタルの脆弱化が著しく進行している状態です。このひび割れから、雨水が浸入している状態です。

塗装をされる際にはひび割れに強いとされている可撓制に優れた塗料で塗装されることをお勧めします。

④ひび割れ(横方向)

横方向のひび割れは雨水を面で受けてしまうため、縦方向のひび割れと比べると何倍もの雨水が浸入してしまうひび割れになります。

横方向のひび割れは建物の老朽化を一気に加速させてしまいますので早急なメンテナンスが必要です。

ーひび割れについてー

ひび割れは幅0.3mmを基準に大きく2種類に分けられます。幅0.3mm未満のひび割れはヘアクラックと呼ばれ、表面張力が働くため雨水が入りにくいひび割れとされています。幅0.3mm以上のひび割れは構造クラックと呼ばれ、構造体に影響を与えるひび割れとされています。

⑤ひび割れ(錆)

モルタル外壁はラス網と呼ばれる網の上に左官工事で仕上げているものになりますので、ひび割れから雨水が浸入し、ラス網に雨水が当たる状態になりますと、錆が発生し、ラス網が脆くなってしまいます。

ラス網に錆が発生しますと、モルタルの重さを支えることが出来なくなり、外壁が滑落するといったことにもなりかねませんので、早急なメンテナンスが必要です。

⑥苔・カビの発生

基材が湿気を含み苔・カビが発生している状態です。

以上がモルタル外壁のお話になります！！

自分のお家にあてはまる劣化などがあれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。

外装劣化診断士の資格を持っている者が、お家を診断いたします!(^^)!

郡山塗装は外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。
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